SASSの大改修に合わせてタイポグラフィの見直しを行いました。今まではモバイル、タブレットもfont-size、line-heightがデスクトップの設定で表示されていたので間抜けで見にくかったのです。モバイルでは表示領域が限られているので、個人的にフォントサイズは小さめ、行間は気持ち狭くが見やすい。せっかくVertical Rhythm、Modular Scaleを取り入れたので今回もこれらの原則に従って最適化します。
ワンカラムなシンプルなサイトなので、メディアクエリーのブレークポイントのバリエーションは大・中・小の3つくらいでよいでしょう。それぞれモバイル、タブレット、デスクトップといったところでしょうか。
フォントサイズのベースを以下のように設定します。
Type | Font size |
---|---|
Small | 14px |
medium | 16px |
Large | 18px |
で、ブレークポイントをどこに置くかという問題ですが、主なフレームワークのブレークポイントを見ると、
フレームワーク | ブレークポイント |
---|---|
Bootstrap | 480px, 768x, 992px, 1200px |
Skelton | 400px, 550px, 750px, 1000px, 1200px |
Foundation | 640px, 1024px, 1440px, 1920px |
以上のようになっており、iPhone 6までのlandscapeが640pxで収まりiPadのlandscapeが1024pxで収まるFoundationのブレークポイントを参考にしたいと思います。 (iPhone 6+はタブレット寄りの考え。。)
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Vertical Rhythm、Modular Scaleの基準はすべて1remを基準値としていたので、ルートのfont-sizeを変更するだけでマージンやパディングも含めてすべてうまい具合にスケーリングされます。便利ですね。remを使用しているのでIE8以下は死にますがハナから切り捨ててるのでこれでいいのです。